最近キャンプに出かけられていないので、ちょっとでも雰囲気を味わいたくて、おうちでダッチオーブンを使った料理を作ってストレス発散。たまたま丸鶏が安く手に入ったこともあり、海外のレシピを参考に、「レモンたっぷりローズマリーチキン」を作りました。
ローストチキンの奥深さ。
材料は至ってシンプルです。ですが、ソースの種類、味付けの種類、火の入れ方などで出来上がりが全く別のものになる、奥深い料理だと思います。頻繁にローストチキンを食べる国では、”おふくろの味”としてその家庭の味を受け継ぐこともあるのだとか。
私はジューシーでしっとりしたローストチキンが好きなので
いつもチキンを一晩寝かして、しっかり味を染み込ませ、冷めてもおいしいローストチキン作りを心がけています。
作り方
材料(4人分)
丸鶏 : 1羽 (1.3キロ程度)
コーシャーソルト: 大匙10 (普通のお塩の場合はもう少し少なめがいいです)
粗挽き黒胡椒: 大匙3
ローズマリー: 1束
レモン: 1個
じゃがいも: 2個
たまねぎ: 1個
マッシュルーム: 10個
にんにく: 3粒
バター: 10g
1. 丸鶏を軽く洗い、水気を取って、塩胡椒をすり込む。
2. ジップロックに丸鶏を入れて、一晩冷蔵庫で寝かす。
3. 丸鶏を冷蔵庫から出し、常温に戻す。
4. レモン半分を薄く輪切りにする。
ジャガイモは軽く茹でておき、半分にカットする。
玉ねぎは皮を剥き半分にカットする。
マッシュルームは石突を取っておく。
にんにくは皮を剥いておく。
5.常温になった丸鶏のお腹の中に、にんにく、レモンの輪切り、マッシュルーム、じゃがいも、玉ねぎ、バター5g、を詰める。
※このとき、お腹の中だけでなく、鶏皮とお肉の間にレモンの薄切りを忍び込ませるのがポイント。レモンが染み込んで夏らしい爽やかな味わいになります。
6.お腹がぱんぱんになったら、ローズマリー半束を丸鶏のお尻に差し込み、中身がこぼれないように爪楊枝で鶏を閉じる。
7.丸鶏にまんべんなく塩胡椒を振る。
8.ダッチオーブンの中に丸鶏をセットし、余った野菜とレモン半分も周りに配置する。
9.ダッチオーブンの蓋をしたら、弱火で1時間蒸し焼きにする。
10. 30分を目安に、蓋を一度開けて、残りのバター5gを丸鶏にまんべんなく塗る。(照りと風味づけの役割を果たします)
11.火を止めて、残ったローズマリーと共にお皿に盛り付けたら完成。
火を入れてとろとろになったレモンと香ばしいローズマリーがアクセントになり、いくらでも食べられるさっぱりとした味がいい感じ♪
塩をまぶして一晩寝かしているので、お肉が簡単に骨から外れます。
付け合せには、コーンバターとトマトスープを用意して、彩りのバランスを心がけて。
一度火をかけると何もしなくていいのが楽チン。
今度は、キャンプで試すぞー。
最後に、、、
料理時間は、90分。そのうち、ダッチオーブンに入れて見守っている時間が70分ほど。究極のほったらかしグルメでした。
今回は大人4人で、ぺろっと平らげてしまいましたが、2人などで食べるには余ってしまう!という声をよく聞きます。
そんな時におすすめなアレンジレシピはこの3つ。
1. トマトと煮込んでパスタソースにする
2. チキンカレーにする
3. ほぐしてサンドイッチの具にする
余った時には是非試してみてください。